2008年4月12日土曜日

かみちゅ!


「かみちゅ!」
神様は中学生で・・・というストーリーなので「かみちゅ!」なのですが
さすが文化庁メディア賞を受賞しただけあって普通のアニメーションの枠に収まりきらない
一味違った作品になっていると思います。

なにがいいかというと

①尾道がいい!
舞台が尾道であり、かなりロケハンに力をいれたようで背景や景色の作画が非常に美しいので
それだけでも見る価値があるものになっています

②雰囲気がいい!
80年代を舞台にしているゆったりさがたまらない
ゆったりアニメを好む人にはたまらないし、ゆったりすぎて飽きることもないという絶妙なバランス

③八百万の神がいい!
この作品ではほかの神様たちもとてもコミカルにかわいい形として登場するので
ジブリぽいといわれるゆえんでもありますが、ジブリとは違うオリジナリティを発揮しています。

④脚本がいい!
完全オリジナル作品ですが。(原作がない)
脚本の倉田さんを中心として、見事な制作陣で
全体を通して安定していて、後半でも無理やりな展開にすることなく
最後の1秒まで「かみちゅ!」らしさを貫いた作品になっています

⑤声優が陣がいい!
主人公は本業アイドルのMAKOという人なんですが
だいたい素人がやると「あー↓」というできになるなかで
この人はすごくうまいし、キャラクターにぴったりな上に
そのまわりの声優陣は森永理科、野中藍を中心としてかなり安定した顔ぶれがそろっているので
作品に入り込めるようになっている!

いいところばかりあげてくときりがなくなりそうです笑
話数でいえば11話、14話、15話あたりがすごい好きですが
やはりなんといっても11話ですね

幼いながらの不器用さとか、まっすぐさとか、恋心とか嫉妬がうまく混ざり合っていて
共感できるし、感動できるしでいうことないものとなっています。

-結論-
アニメを見たことがあまりない人でもはいりこめるようになっていて、ジブリ作品に通じるものが感じられる。
ただ劇場版を得意とするジブリに対して、この作品はシリーズ通しての良さがあるので、俺はかみちゅの方が
何枚か上手なんじゃないかと思うことが多々あった。

”文化庁が萌えるほどの良作”

ってことで笑

やっぱバンブーブレードもそうだけど倉田作品はいいのが多いわ~てか俺のつぼを刺激するわ~最高です

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